中古BMWに乗ろう!

BMWの中古車選びのポイントからメンテナンスまでノウハウをご紹介。20万円で始めるBMWライフ。

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【BMWの維持】部品の故障とメンテナンスについて

格安中古BMWという品のなさそうなジャンルですが、1世代前、2世代前の車が平気で走っているわけですから、街へ出ればそう違和感はありません。

 

僕は、直すのが好きなことと、E系終盤の車種のデザインがいまいち格好良く感じないため、自ずと格安世代の車を選ぶことになります。趣味で直しているため、納車前には勝手な妄想を根拠にパーツを買いそろえ、余計な部分まで直してしまっています。直す部分がなくなると、熱が冷めて普通に乗り、しばらくするとやっぱり直したくて格安中古を買ってしまいます。病気ですね。

 

そんななかで、BMW全般の弱点や、要所もわかってきていますので、これから格安BMWを購入する人や、すでに買っている人に向けて、メンテナンスの考え方について紹介していきたいと思います。ドイツ車や輸入車全般とも言い換えられるかもしれませんが、他のメーカーに浮気したことがないため、わかりません(^^;

 

 

 

BMWの弱点

故障すると車が動かなくなる弱点

クーラントホース

接続部からの漏れが代表的。

これは日頃からチェックしていれば、白いクーラントが乾燥した痕から確認することができる。しかし、接続部やホース自体が破損する場合があり、そうすると大量のクーラントが一気に漏れ出し、ボンネットから蒸気があがり、すぐにエンジンを止めないとオーバーヒートにつながる。ホースは点検の際に触って、ゴムの弾力が感じられれば良い。しかし、接続部は整備の際に加えた衝撃などでダメージを受け、何かの拍子にいきなり破損、ホースが外れることもある。価格的にも主要なアッパーホース、ロアホースで1万円前後で購入できるため、予防整備がおすすめ。

エクスパンションタンク

エクスパンションタンクは、樹脂製のクーラントタンクで、走行中は加圧されている。加圧することでクーラントの沸点を上げているわけだが、氷点下から100度以上の温度変化、そして加圧によって段々と目に見えず劣化が進行する。少しヒビが入って、そこにクーラントの痕が残ることで、事前に察知することもできるが、走行中に突然破裂することもある。

 

ベルト

年式によるが、ファン、ウォーターポンプ、オルタネーター、コンプレッサーなどをエンジンの力をベルトで伝え、駆動している。メーカーを問わないポイントだが、特にウォーターポンプやオルタネーターを駆動するベルトが破損すると車を動かせなくなる。大抵は日頃のメンテナンスで劣化が確認されるが、交換を怠ると車を動かせなくなってしまう。安い部品だから早め早めの交換をしたい。

 

 

弱点にあげなかった箇所に関するコメント

ラジエーター

突然の故障はクーラントホースとエクスパンションタンクの2点に比べて少ないです。大抵は先に滲みが発見され、交換するかどうかを判断することになります。漏れた後も、継ぎ足しながら走らせることはできますし、そこまで勢いのある漏れは少ないです。漏れ止め剤で済んでしまうことも。

 

ウォーターポンプ

ウォーターポンプに関しては突然死もあるのでうsが、これまでの経験から弱点にあげるほど弱くはないと考えています。交換の必要がでるとすれば、まずはOリングの痩せによるクーラント漏れ、そしてポンプの羽の破損があげられます。後者は運良く?遭遇したことがありませんが、定期的な交換で十分に防げるのではないかと予想しています。

 

サーモスタット

特別BMWの弱点というわけではありませんが、段々と劣化して、開きあるいは閉じが悪くなり、水温が上がりづらくなったり、水温が上がりすぎてしまったりします。水温計の動きに不審を感じたら、交換を検討するかショップに相談しましょう。

 

 

メンテナンスプランを考える

定期的に交換すべき部品

メンテナンスプランを考えるために、定期的な交換が望ましい部品をあげていきます。当然ながら、車のすべての部品は多かれ少なかれ消耗しますので、いずれ交換は必要ですが、重要と思われる点についてピックアップして紹介していきます。

定期交換が必要な部品であっても、その頻度があまりに長かったり、個体差があるケースは除外しています。

また、この期間は目安として考えてください。

エンジン周り

エンジンオイル:5000kmもしくは1年 ※エンジンを綺麗に保ちたい場合

エンジンオイルフィルター:エンジンオイル交換2回に1度

エアフィルター:20000kmもしくは2年

ベルト:30000kmもしくは3年

ベルトテンショナー:70000kmもしくは7年

 

 

水回り

ラジエーター:70000kmもしくは7年

クーラント:2年

エクスパンションタンク:70000kmもしくは7年 ※心配なら更に早くても良い

ウォーターホース:70000kmもしくは7年

ウォーターポンプ:70000kmもしくは7年

サーモスタット:70000kmもしくは7年

水量センサー:70000kmもしくは7年 ※通常はエクスパンションタンクとセットで交換

水温センサー:70000kmもしくは7年 ※通常はクーラントホースとセットで交換

 

 

その他

バッテリー:5年

オルタネーター:7年

フューエルフィルター:70000kmもしくは7年

 

 

定期交換部品について

基本的に、僕の中では経験と感覚から70000kmと7年というのが節目と考えています。故障リスクが高い点に関しては、このいずれかの条件を満たした場合に交換するようにしています。もちろん、パーツによっては平気でそれ以上、それこそ良く乗る方であれば倍以上持つこともあります。しかし、一般的に消耗品とされるオイルやクーラント、そして樹脂やゴム製のパーツは7年経ったころにはそれなりに劣化しているから、予防整備をおすすめしたいです。

 

異常が発見された時に交換すべき部品

エンジン周辺

イグニッションコイル:エンジン不調。診断機で診断可能。

オイルレベルセンサー:オイルレベルが十分なのに警告灯が点灯。

O2センサー:エンジン不調。診断機で診断可能。

インテークホース:エンジン不調。場合によってエンジン停止や始動不良も。

エアフローセンサー:エンジン不調。場合によってエンジン停止や始動不良も。

カムシャフトポジションセンサー:エンジン不調。場合によってエンジン停止や始動不良も。

クランクシャフトポジションセンサー:エンジン不調。場合によってエンジン停止や始動不良も。

オイルセパレーター:エンジン不調。診断機では見つかりにくいことも。

ブローバイホース:エンジン不調。診断機では見つかりにくいことも。

 

 

水回り

ヒーターコア:ヒーター不調。

 

その他

フューエルポンプ:エンジン不調。場合によってエンジン停止や始動不良も。

パワーステアリングホース:よく漏れる。漏れが発見され次第交換もしくは増し締め。

ブレーキパッド:警告灯点灯時もしくはある程度減っていた場合。

ブレーキディスク:ブレーキパッド交換2回に1度が目安。ある程度減っていた場合。

サスペンションアームのブーツ:破れていると車検でNG。内部の損傷につながる場合もある。

 

Oリング、ガスケット関係

この項目だけ別枠としました。

なぜなら、Oリングやガスケットはどこであろうと劣化、そのうち漏れるから。ここに関しては国産車の感覚だと漏れすぎだと思われるかもしれません。予防整備しても構わないのですが、漏れが発見されしだい、都度こつこつ交換していきましょう。

明確な異常がない場合、あるいはボンネットを開けても漏れらしきものが見つからない場合には、車検などの整備の際についでに確認してもらいましょう。

 

異常が発見された時に交換すべき部品について

いずれも定期交換と考えても良いのですが、そうするには少しもったいないと感じています。燃料ポンプなどは、完全に故障すれば車が止まってしまう重要な部品ですが、僕は運良くなのか、壊れた経験がありません。10年もたず故障してしまったという話は聞きはしますが、そう多くありません。

 

 

交換すると車が快調になる部品

エンジンオイル

定期交換部品にも書いたように、少し早めの交換が快調なエンジンを維持するコツだと考えています。評判の良い化学合成油であっても、3000km程度で一度カクっと滑らかさが落ちる印象を持っています。10000kmごとの交換でも十分ですが、フィーリングを重視するのであれば5000kmもしくは間をとって7500km程度で交換すると良いと思います。化学合成油指定になって移行の車では、カストロールEDGEがおすすめです。認証も取っているし、指定メーカーだし、お値段もお手頃。

プラグおよびイグニッションコイル

これらは不調が出てからの交換でも良いのですが、7年70000kmを超えたあたりで交換すると、その差を実感できると思います。徐々に劣化し、気づかぬうちに車の調子は落ちて行っています。故障まで粘っても良いのですが、エンジンフィーリングやパワーを重視する場合にはおすすめです。好みはあるでしょうけど、信頼性はNGK>>DENSO>>BOSCH>>>>その他かなぁ。純正と同等のやつを選びましょう。

各種センサー

エアフローセンサー、O2センサー、カムシャフトポジションセンサーなど、エンジン制御に関わるセンサーは、徐々に劣化していきます。ほぼ機能しなくても動くセンサーもありますが、エンジン制御は雑になり、本来のエンジンの良さはなくなります。故障が見つかってからの交換でも構いませんが、10年をひとつの目安として交換しても良いと思います。

 

ショックアブソーバー

定期交換部品にはあえてあげていませんが、本来であれば定期的に交換すべき部品です。BMWの乗り味の重要なポイントのひとつです。へたり切っていても意外といい走りをするのですが、折角のBMWですから、ここは抑えておきたいところです。

僕もここは7年70000kmを目安としていますが、もっと前からへたりは確実に出てきています。

 

サスペンションアーム

ショックアブソーバー同様、BMWの乗り味の重要なポイントのひとつです。正確にはアーム自体は消耗しないのですが、アームの連結部にあるゴムブッシュやボールジョイントが劣化します。基本的に、最近のモデルではアームごとの交換となり割高ですが、効果はショックアブソーバー同様明確にでます。7年70000kmを目安にすべて取り換えられると良いのですが、非常に高額になりますから、7年目くらいから意識しはじめ、何かの整備のついでに徐々に交換したり、お金を貯めて一気に交換すると素晴らしい走りがよみがえります。

 

タイヤ

格安中古を買う人は、意外と気にかけないタイヤです。気にかけている人でも、値段につられて安価なタイヤを履かせているケースが目立ちます。タイヤの重要性は、車に興味がある人であればだれもがわかっているはずですが、一方でケチられやすい部品でもあります。

僕は長らくミシュラン・パイロットスポーツを愛用しています。ネットで買えば、4本で10万円ほどで手が届きます。快適性よりのパイロットスポーツ3と、ややスポーティなパイロットスポーツ4があります。スポーティタイヤと勘違いされがちですが、ミシュランの哲学にのっとって快適性も重視しています。特にパイロットスポーツ3はコンフォートタイヤの系譜にありますので、しっかりとした走りをしますが快適性も決して犠牲にしません。

 

エンジンマウント・ミッションマウント

ここは、派手に損傷しているのが見えるまでなかなか交換しない部品なのですが、10年10万kmも走るとかなり劣化しています。アイドリング時に振動を感じたら交換してみるのがおすすめです。劇的に変わるはずです。お手頃な4気筒のBMWですが、2000年以降のモデルであれば、アイドリング時の振動はほぼありません。

 

 

まとめ

以上、少し長くなりましたが、これまでの経験からメンテナンスを考える上でのポイントをまとめてみました。

 

「定期的に交換すべき部品」

「異常が発見された時に交換すべき部品」

「交換すると車が快調になる部品」

以上の3点に分けて、メンテナンスを考えるべき部品をまとめました。

ご自身の車のメンテナンスの履歴を確認し、不要なメンテナンスを避けつつも、不意の故障や快適なドライブのための、メンテナンスプランを考えてみてください(^o^)

 

車齢10年くらいになったら交換しておくと良いよリスト

  • イグニッションコイル
  • スパークプラグ
  • オルタネーター
  • カムシャフトセンサー
  • クランクシャフトセンサー
  • エアフローセンサー
  • O2センサー
  • ウォーターポンプ
  • サーモスタット
  • ウォーターホース
  • ラジエーター
  • エクスパンションタンク
  • インテークホース
  • アイドルコントロールバルブ
  • 燃料ポンプ&フィルター