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年式(経過年数)から考える中古BMW選びと維持

BMW

中古車選びの際に、年式をどう絞り込んでいますか?

購入したいモデルが登場した年からなくなった年までを絞り込んでいる方が多いでしょうか。

 

今回は、そんな「年式」、更に言えば、新車からの経過年数に着目してみたいと思います。

例えば買いたい車が2005年式だとしましょう。

2017年現在で考えれば、販売から12年経過した車です。

「12年落ち」これを一体どう捉えれば良いでしょうか?気にするほど古くない?10年過ぎたらやめておけ?

ここらへんを年式ごとにご紹介します。

 

 

 

 

1年落ち

中古車というより新古車としてディーラーに展示されている車両です。

大抵、価格は新車販売価格から3割程度落ちていますから、新しい車をお得に買いたい。そして展示している車の装備で満足だという場合に買う車です。

保証は当然のように新車と変わらない保証を受けるべきでしょう。

2017年現在の1年落ちといえば、各モデル刷新されており、頭が「F」から始まるモデルです。これらのモデルは、一世代前の「E」から始まるモデルに比べて格段にコンピュータ制御の範囲が広がり、高度化したため、ディーラーや専門店以外での整備が難しくなっているケースが多々あります。

また、まだまだ「弱点」に関する情報も出そろっておらず、今後の維持の見通しは立てにくいです。

そもそも、中古BMWを選ぼうという方々が興味を持たない車たちですね。

2年~3年落ち

2年目の車は大半はディーラーに並んだ新古車や試乗車だった車が占めます。

一部、まっとうな中古車として中古車店に並ぶものもありますが、事故車もちらほら。

価格は1年落ちの車と比べてやや落ちるものの、お得感は薄いです。

3年目に入ると、初回の車検を前に売り出された車が増えてきます。

価格も新車の半額を切る車も増えてくる年式です。新車保証は3年目までとなりますが、延長保証が最大でプラス2年つけられます。ディーラーからの購入であれば、車検1度分は安心して乗ることができますし、保証がない場合でもまだまだ故障は少ない年式です。

BMWの整備記録簿を見ると、大抵は新車1~2年で何かしら直しています。いわゆる初期不良ですね。また、新車保証が切れて市場での価値が残る3年~7年目くらいにおいても、片手で数えられる程度の修理は実施しているケースが多いです。水回り、電装品であることが多いです。

安心して乗りたいのであれば保証をつけることをお勧めします。

4年~5年落ち

初回の車検を経て、次の車検を前に売り出されている車も出てきます。

値段もこなれてきて、新車の半額以下は当たり前です。

新しめの車を、綺麗に整備して長く乗りたいという方にはお勧めできる年式です。

まだまだ大きな故障やまとまった故障は少なく、数年もすれば故障が出始めますが、1つずつ潰していけば気持ちよく乗り続けられるはずです。

ディーラーでの整備も良いですが、BMWに強いショップでの整備もおすすめです。おしなべてディーラーよりも良心的な価格で、整備プランについても融通を効かせてくれます。

6年~8年落ち

経年劣化により交換部品が増えだしている年式です。

特に、モデルごとに細かな違いはありますが、よく壊れる「弱点」の故障が目立ち始めます。故障なくこの年代を通過することもありますが、運次第の側面が強く、突然故障して不動車になるケースもありますから、信頼できるショップに車検以外にも点検をお願いしたり、自身で整備する方であれば、弱点だけでも自身でよく点検したり、予防整備を進めた方が良いでしょう。

BMWの部品交換の大きなサイクルとして、僕は7年7万kmを基準と考えています。7年もしくは7万km前後から、段々と部品の故障が目立ち始めます。主に水回りやガスケットなどの樹脂・ゴムパーツが中心で、この交換を1度済ませていると、更に7年7万kmを安心して乗ることが出来ます。

もちろんこうした「弱点」以外の故障もありますが、運が悪いか何か原因がある場合が多いです。基本的には「弱点」以外の故障はそう多くありません。

9年~12年落ち

6年~8年落ちで述べたような経年劣化による「弱点」を中心とした故障がひと段落を迎えるころです。ただし、「弱点」の故障もそれ以外の故障も、普段の乗り方や運の要素もあり、ここら辺まで水回りの交換歴なし!なんて強い(?)車も見てきました。

あるいは、多少の漏れを無視して騙し騙し乗っているというケースも。

車を選ぶ上では、「弱点」を中心とした整備がしっかりと実施されている車を選びたいところです。あるいは、そうでない車を買うのであれば、事前に予算に「弱点」の交換費用を含めて計算しておくとよいでしょう。

弱点」だけでも一通り交換できれば、この年式でもまだまだ元気よく走ってくれます。

これくらいの年式までであれば、街中でも割と見かけるはずです。

また、かなり引っ張ったとしてもそろそろ足回りなどの劣化が見られるはずです。予算に余裕があれば、ダンパーを新品に入れ替えるだけでも大きな効果が得られるはずです。

13年~16年落ち

これまで何度もあげてきた「弱点」の2度目の故障を迎えるころです。

また、「弱点」以外にも主要な部品や電装品など、細かな故障も目立ち始めます。

オルタネーターや燃料ポンプなど、車が動くために欠かせないポイントの大物パーツについても心配がでてくるころです。

この年代の車を選ぶ場合には、過去の整備歴が不確かな車も多いです。まだまだ履歴がしっかりとした車も見つかるはずですので、しっかりと整備された車を信頼できるお店で購入したいところです。

この年代以降の車に関してもそうですが、車の購入時に「弱点」+αの予算を用意して購入することをおすすめします。買ったままで、動かなくなるまで乗られれば良いというのであれば構いませんが、気持ちよく乗るためにはしっかりとした整備を行いたいです。

また、ダンパーに関しては9年~12年落ちの最後で述べた通りですが、ダンパー以外の足回りについても交換時期を過ぎているはずです。サスペンションアーム(ブッシュ)であったり、マウント類を交換すると、乗り味がぐんと回復するはずです。

アイドリング中の振動が目立つようであれば、エンジンマウント、ミッションマウントなども交換しても良いでしょう。

17年落ち~

長らく乗ってきた人であれば、車との付き合い方やメンテナンスの考え方がわかってきていると思います。定期的な点検と、整備プラン。日頃からしっかりとメンテナンスのことを考え、費用も用意しておきましょう。

定期的な「弱点」の交換、そして気持ちよく乗るための足回りのリフレッシュ、また、それ以外の不足の事態への対応。そうした整備への考えや経験が求められます。

いきなりこの年代のBMWを買った場合、常にお金に余裕があって、近くに良いお店がある場合を除けばあまりお勧めできないです。

購入する場合には、直近での整備履歴があれば、その分を除いて「弱点」+αの整備を念頭に購入すべきです。車体は諸費用込みでせいぜい100万円で購入できるでしょうから、それに加えて少なくとも50万円は整備費として用意し、購入とあわせて整備したいです。