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BMWの中古車選びのポイントから維持のコツ、安く維持するコツ、メンテナンスまでノウハウをご紹介。

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【BMWの維持】BMWの弱点と定期交換が望ましい部品の紹介

2018.6.20 加筆修正

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BMWの弱点とされる部品や、BMW全般で維持するにあたり気を付けておきたいポイントをご紹介します。中古のBMWを検討されている方や、すでに買っている人に向けて、メンテナンスの考え方についても紹介していきたいと思います。 

BMWの弱点

故障すると車が動かなくなる部品

クーラントホース

クーラントホースとは、エンジンを冷却する冷却水(クーラント)が通るゴム製のホースです。

クーラントホースの接続部からの漏れが代表的です。

突然激しく漏れるケースがあるものの、大抵の場合には予兆があります。ホースの接続部周辺に、クーラントが飛び散って乾燥した痕から確認することができます。日頃からボンネットを開けて白い痕がないかどうか確認することが望ましいです。また、ホースは点検の際に触れて、ゴムの弾力が感じられることを確認しましょう。劣化とともに弾力がなくなっていき、破損につながります。ホース自体のゴムや、接続部の樹脂は品質が低く、特に熱と経年劣化に弱い印象を受けます。10年落ちを超えたような車では一度は交換したいものです。出来れば7~8年くらいを目途に交換しておくと、安心して更に7~8年乗ることができるでしょう。なお、この樹脂の接続部は整備の際に加えた衝撃などでダメージを受け、何かの拍子にいきなり破損、ホースが外れることもあります。価格は主要なアッパーホース、ロアホースで1~2万円前後で購入できるため、繰り返しになりますが7~8年程度スパンで予防整備することが望ましいです。

エクスパンションタンク

エクスパンションタンクとは、樹脂製のクーラントを溜めるタンクです。

エンジンが動いていると、クーラントの沸点を高めるために加圧されています。氷点下から100度以上の温度までクーラントを収め、加圧されているわけです。金属ならまだしも品質の低い樹脂ではあまり長く持たないことは想像できるでしょう。これもクーラントホース同様に、7~8年スパンでの交換がお勧めです。破損する際には、クーラントホース同様に白い痕が確認できることがありますが、走行中に突然破裂することもあります。

ベルト

エンジンの力を使って、ファン、ウォーターポンプ、オルタネーター、コンプレッサーなどを駆動するゴム製のベルトです。最近のモデルではベルトで駆動する部品が減ってきています。特にウォーターポンプやオルタネーターを駆動するベルトが破損すると車を動かせなくなります。安い部品であり、交換の難易度も低いため、劣化が発覚した場合にはすぐに交換することをお勧めします。

ただし、ベルトはなかなか目視確認しづらいため、何かの整備の折に確認する・確認してもらうようにしましょう。

ベルトは国やメーカーを問わず使われる部品のため、大抵の整備工場では何かの整備の際に合わせてみてくれるはずです。

弱点かもしれないポイント

ラジエーター

突然の故障はクーラントホースとエクスパンションタンクの2点に比べて少ないです。大抵は先に滲みが発見され、交換するかどうかを判断することになります。漏れた後も、継ぎ足しながら走らせることはできますし、そこまで勢いのある漏れは少ないです。漏れ止め剤で済んでしまうことも。

ウォーターポンプ

ウォーターポンプに関しては突然死もあるのですが、これまでの経験から弱点にあげるほど弱くはないと考えています。交換の必要がでるとすれば、まずはOリングの痩せによるクーラント漏れ、そしてポンプの羽の破損があげられます。

サーモスタット

特別BMWの弱点というわけではありませんが、段々と劣化して、開きあるいは閉じが悪くなり、水温が上がりづらくなったり、水温が上がりすぎてしまったりします。水温計の動きに不審を感じたら、交換を検討するかショップに相談しましょう。

日本車やアメリカ車と違って欧州車の水温計はきちんとした温度計です。水温の制御があまければ水温計がふらふらすることが確認できるはずです。

定期交換が望ましい部品

定期的に交換すべき部品

定期的な交換が望ましい部品をあげていきます。

当然ながら、車のすべての部品は多かれ少なかれ消耗しますので、いずれ交換は必要ですが、重要と思われる点についてピックアップして紹介していきます。

定期交換が必要な部品であっても、その頻度があまりに長かったり、個体差があるケースは除外しています。

また、この期間は目安として考えてください。

エンジン周り

エンジンオイル:5000kmもしくは1年 ※エンジンを綺麗に保ちたい場合

エンジンオイルフィルター:エンジンオイル交換2回に1度

エアフィルター:20000kmもしくは2年 ※交換ではなく清掃でも可

ベルト:30000kmもしくは3年

ベルトテンショナー:70000kmもしくは7年

水回り

ラジエーター:70000kmもしくは7年

クーラント:2年

エクスパンションタンク:70000kmもしくは7年 ※心配なら更に早くても良い

ウォーターホース:70000kmもしくは7年

ウォーターポンプ:70000kmもしくは7年

サーモスタット:70000kmもしくは7年

水量センサー:70000kmもしくは7年 ※通常はエクスパンションタンクとセットで交換

水温センサー:70000kmもしくは7年 ※通常はクーラントホースとセットで交換

その他

バッテリー:5年

オルタネーター:7年

フューエルフィルター:100000kmもしくは10年

交換時期について

私の経験から、7年というのが節目と考えています。故障リスクが高い点に関しては7年を超えた場合に交換するようにしています。一方で走行距離はあまり気にしなくて良いと感じています。6年落ち12万km走行のBMWに乗っていたこともありますが、ゴム系部品はとても良い状態を保っていました。しかし、一般的に消耗品とされるオイルやクーラント、そして樹脂やゴム製のパーツは7年経ったころにはそれなりに劣化しているから、予防整備をおすすめしたいです。

しかし、2010年台のモデルでは品質が向上しており、7年程度ではそれほど劣化を感じられません。特に渋滞や短距離走行の多いシビアコンディションでなければ、10年スパンで予防整備をすれば十分。更に長いスパンでも問題ないかもしれません。

異常が発見された時に交換すべき部品

エンジン周辺

イグニッションコイル:エンジン不調。診断機で診断可能。

オイルレベルセンサー:オイルレベルが十分なのに警告灯が点灯。

O2センサー:エンジン不調。診断機で診断可能。

インテークホース:エンジン不調。場合によってエンジン停止や始動不良も。

エアフローセンサー:エンジン不調。場合によってエンジン停止や始動不良も。

カムシャフトポジションセンサー:エンジン不調。場合によってエンジン停止や始動不良も。

クランクシャフトポジションセンサー:エンジン不調。場合によってエンジン停止や始動不良も。

オイルセパレーター:エンジン不調。診断機では見つかりにくいことも。

ブローバイホース:エンジン不調。診断機では見つかりにくいことも。

水回り

ヒーターコア:ヒーター不調。

その他

フューエルポンプ:エンジン不調。場合によってエンジン停止や始動不良も。

パワーステアリングホース:よく漏れる。漏れが発見され次第交換もしくは増し締め。

ブレーキパッド:警告灯点灯時もしくはある程度減っていた場合。

ブレーキディスク:ブレーキパッド交換2回に1度が目安。ある程度減っていた場合。

サスペンションアームのブーツ:破れていると車検でNG。内部の損傷につながる場合もある。

Oリング、ガスケット関係

この項目だけ別枠としました。

なぜなら、Oリングやガスケットはどこであろうと劣化し漏れが発生するからです。ここに関しては国産車の感覚だと漏れすぎだと思われるかもしれません。予防整備しても構わないのですが、漏れが発見されしだい、都度こつこつ交換していきましょう。

明確な異常がない場合、あるいはボンネットを開けても漏れらしきものが見つからない場合には、車検などの整備の際についでに確認してもらいましょう。

Oリングやガスケットが原因となる漏れであれば、99%酷い漏れがいきなり発生することはありません。

異常が発見された時に交換すべき部品について

いずれも定期交換と考えても良いのですが、そうするには少しもったいないと感じています。燃料ポンプなどは、完全に故障すれば車が止まってしまう重要な部品ですが、私の経験からすると定期交換を考えるような部品とは思えません。10年もたず故障してしまったという話は聞きはしますが、そうでない場合の方が多いように思います。

交換すると車が快調になる部品

エンジンオイル

定期交換部品にも書いたように、少し早めの交換が快調なエンジンを維持するコツだと考えています。評判の良い化学合成油であっても、3000km程度で一度カクっと滑らかさが落ちる印象を持っています。10000kmごとの交換でも十分ですが、フィーリングを重視するのであれば5000kmもしくは間をとって7500km程度で交換すると良いと思います。化学合成油指定の車では、カストロールEDGEがおすすめです。認証も取っているし、指定メーカーだし、お値段もお手頃です。

CASTROL(カストロール) エンジンオイル EDGE 5W-30 SN/CF/GF-5 全合成油 4輪ガソリン/ディーゼル車両用 4L [HTRC3]
 

また、あわせておすすめなのがTAKUMIオイルです。

低価格高品質路線で販売を拡大しているブランドで、過去に使用した感触としてはCASTROL EDGEに比べてスムーズで雑味が少ないエンジンフィーリングになります。ATFも販売しており、珍しくBMW(一部車種除く)にも適合しています。

ただし、残念ながら最近少々値上がりしているようです。

2018年現在ではやはりCASTROL EDGEがおすすめですね。

プラグおよびイグニッションコイル

これらは不調が出てからの交換でも良いのですが、7年70000kmを超えたあたりで交換すると、その差を実感できると思います。徐々に劣化し、気づかぬうちに車の調子は落ちて行っています。故障まで粘っても良いのですが、エンジンフィーリングやパワーを重視する場合にはおすすめです。なお、故障と言ってもまずは微細な不調から症状が現れ、車が止まるほどの事態にはなりません。好みはあるでしょうけど、信頼性はNGKが一番です。イリジウムなどは特に選択する必要はなく、純正と同等の製品を選びましょう。

各種センサー

エアフローセンサー、O2センサー、カムシャフトポジションセンサーなど、エンジン制御に関わるセンサーは、徐々に劣化していきます。ほぼ機能しなくても動くセンサーもありますが、エンジン制御は雑になり、本来のエンジンの良さはなくなります。故障が見つかってからの交換でも構いません。リフレッシュの意味で余裕があるときに交換してもかまいません。基本的に車が動かなくなるような事態にはならないのですが、エンジンの動作に直結しているカムシャフトポジションセンサーやクランクシャフトセンサーは不調になるとエンジンが停止(再始動可能)することもあります。10年をひとつの目安として交換しても良いと思います。

ショックアブソーバー

定期交換部品にはあえてあげていませんが、本来であれば定期的に交換すべき部品です。BMWの乗り味の重要なポイントのひとつです。へたり切っていても意外といい走りをするのですが、折角のBMWですから、ここは抑えておきたいところです。

僕もここは7年70000kmを目安としていますが、もっと前からへたりは確実に出てきています。

サスペンションアーム、ブッシュ

ショックアブソーバー同様、BMWの乗り味の重要なポイントのひとつです。正確にはアーム自体は消耗しないのですが、アームの連結部にあるゴムブッシュやボールジョイントが劣化します。基本的に、最近のモデルではアームごとの交換となり割高ですが、効果はショックアブソーバー同様明確にでます。7年70000kmを目安にすべて取り換えられると良いのですが、非常に高額になりますから、7年目くらいから意識しはじめ、何かの整備のついでに徐々に交換したり、お金を貯めて一気に交換すると素晴らしい走りがよみがえります。

タイヤ

タイヤの重要性は、車に興味がある人であればだれもがわかっているはずですが、一方でケチられやすい部品でもあります。

僕は長らくミシュラン・パイロットスポーツを愛用しています。ネットで買えば、4本で10万円ほどで手が届きます。快適性よりのパイロットスポーツ3と、ややスポーティなパイロットスポーツ4があります。スポーティタイヤと勘違いされがちですが、ミシュランの哲学にのっとって快適性も重視しています。特にパイロットスポーツ3はコンフォートタイヤの系譜にありますので、しっかりとした走りをしますが快適性も決して犠牲にしません。

エンジンマウント・ミッションマウント

ここは、派手に損傷しているのが見えるまでなかなか交換しない部品なのですが、10年10万kmも走るとかなり劣化しています。アイドリング時に振動を感じたら交換してみるのがおすすめです。劇的に変わるはずです。お手頃な4気筒のBMWですが、2000年以降のモデルであれば、アイドリング時の振動はほぼありません。

まとめ

以上、少し長くなりましたが、これまでの経験からメンテナンスを考える上でのポイントをまとめてみました。

 

「定期的に交換すべき部品」

「異常が発見された時に交換すべき部品」

「交換すると車が快調になる部品」

以上の3点に分けて、メンテナンスを考えるべき部品をまとめました。

ご自身の車のメンテナンスの履歴を確認し、不要なメンテナンスを避けつつも、不意の故障や快適なドライブのための、メンテナンスプランを考えてみてください(^o^)

車齢10年くらいになったら交換しておくと良いよリスト

  • イグニッションコイル
  • スパークプラグ
  • オルタネーター
  • カムシャフトセンサー
  • クランクシャフトセンサー
  • エアフローセンサー
  • O2センサー
  • ウォーターポンプ
  • サーモスタット
  • ウォーターホース
  • ラジエーター
  • エクスパンションタンク
  • インテークホース
  • アイドルコントロールバルブ
  • 燃料ポンプ&フィルター