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BMWの中古車選びのポイントから維持のコツ、安く維持するコツ、メンテナンスまでノウハウをご紹介。

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【BMWの弱点】部品の寿命と交換時期を知って「予防整備」を始めよう!

✔ 2019.5.16 加筆修正

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BMWの弱点とされる部品や、維持するにあたり気を付けておきたいポイントを紹介します。

また、過去の実績からおおよその寿命がわかっている部品をすべて紹介します。

これをもとに、予防整備(※)に努めることで車の状態をより良い状態で維持することができます。

予防整備とは、部品が故障する前に予防的に交換・整備を行うことを言います。

 

中古のBMWを検討されている方や、すでに所有されている方に向けて、メンテナンスの考え方についても紹介していきたいと思います。 

BMWの弱点(壊れやすい部品)について紹介します。

近年では部品の耐久性がグッと向上しています。

新車から10年程度であれば、国産車と同じ感覚で故障知らずで乗られている車両も多いです。また、10年を越えても故障知らずということは珍しくありません。

要注意!故障すると車が動かなくなる部品

まず始めに、弱点のなかでも故障すると影響が大きい部品を紹介します。

クーラントホース

クーラントホースとは、エンジンを冷却するクーラント(冷却水)が通るゴム製のホースです。

クーラントホース自体の破損やクーラントホースの接続部からの漏れが代表的です。

ゴム製の強靭なホースを採用しているものの、ゴムである以上は経年劣化があります。

それに加えて、普段から熱の変化や内部からの加圧の影響を受けて劣化が進みやすい代表的な部品です。

 

突然激しく漏れるケースがあるものの、大抵の場合には予兆があります。

ホースの周辺に、クーラントが飛び散って乾燥した痕が見つかった場合には要注意です。日頃からボンネットを開けて白い痕がないかどうか確認することが望ましいでしょう。

また、ホースは点検の際に触れて、ゴムの弾力が感じられることを確認しましょう。劣化とともに弾力がなくなっていき、破損につながります。ホースのゴムや、接続部の樹脂は品質が低く、特に熱と経年劣化に弱い印象を受けます。

予防整備をするのであれば10年で一度は交換したいものです。出来れば7~8年を目途に交換しておくと、安心して更に7~8年乗ることができるでしょう。なお、この樹脂の接続部は整備の際に加えた衝撃などでダメージを受け、何かの拍子にいきなり破損、ホースが外れることもあります。

価格は主要なアッパーホース、ロアホースで1~2万円前後で購入できるため、繰り返しになりますが7~8年程度スパンで予防整備することが望ましいです。もし予防整備をしない場合には、10年を過ぎたらたまに様子を見てやりましょう。

実際には10年程度ではまだまだ異常が見られないケースも多いです。

エクスパンションタンク

エクスパンションタンクとは、樹脂製のクーラントを溜めるタンクです。

エンジンが動いている間、クーラントは沸点を高めるために加圧されています。

氷点下から100度以上の温度にまで達するクーラントを収め、加圧されています。

30年以上前のBMWでは金属製でしたが、現在は樹脂製に変更され、長らくBMWの弱点の一つとされています。

クーラントホース同様に、長くて10年、出来れば7~8年を目途に交換がお勧めです。

予防整備をしない場合には、10年過ぎたら警戒を始めましょう。

 

破損する際には、クーラントホース同様に白い痕が確認できることがありますが、走行中に突然破裂することもあります。

ベルト

エンジンの力を使って、ファン、ウォーターポンプ、オルタネーター、コンプレッサーなどを駆動するゴム製のベルトです。

最近のモデルではベルトで駆動する部品が減ってきています。

特にウォーターポンプやオルタネーターを駆動するベルトが破損すると車を動かせなくなります。

安い部品であり、交換の難易度も低いため、劣化が発覚した場合にはすぐに交換することをお勧めします。

ただし、ベルトはなかなか目視確認しづらいため、何かの整備の折に確認する・確認してもらうようにしましょう。

ベルトはメーカーを問わず使われる部品です。

大抵の整備工場では、何かの整備のついでにチェックしててくれるはずです。異常や劣化があれば教えてくれるほか、質問すれば状態の良し悪しを教えてくれるでしょう。

ちょっと注意!弱点かもしれない部品

次に、弱点というほど弱くないもののたまに故障することがある部品を紹介します。

ラジエーター

突然の故障はクーラントホースとエクスパンションタンクの2点に比べて少ないです。

大抵は先に滲みが発見され、交換するかどうかを判断することになります。

漏れた後も、継ぎ足しながら走らせることはできますし、そこまで勢いのある漏れは少ないです。

漏れ止め剤で済んでしまうこともあります。

ウォーターポンプ

クーラントをエンジン内部に送り込むポンプです。

内部の破損やクーラントが漏れ出すために交換が必要になることがあります。

故障事例は少なくないものの、全く故障しない車両もあります。

長年の経験からすると、耐久性が低いというよりは運の要素が強いと感じています。

サーモスタット

特別BMWの弱点というわけではありませんが、段々と劣化する部品です。

開きあるいは閉じが悪くなり、水温が上がりづらくなったり、水温が上がりすぎてしまったりします。

水温計の動きに不審を感じたら、交換を検討するかショップに相談しましょう。

日本車やアメリカ車と違って、BMWを始めとした欧州車の水温計はきちんとした温度計です。

水温の制御があまければ水温計がふらふらすることが確認できるはずです。

部品の寿命と交換時期

続いて、寿命=交換時期がある程度わかりきっている部品を紹介します。

ここで紹介する寿命は安全マージンを取った数値とお考え下さい。

また、個体差や使用条件による差があります。ここで示す年数や距離の2倍以上長持ちすることもあれば、寿命が短いこともあります。

 

寿命があまりに長かったり、実績が少なく個体差が激しいケースは除外しています。

エンジン周り

エンジンオイル:5000kmもしくは1年 ※エンジンを綺麗に保ちたい場合

エンジンオイルフィルター:エンジンオイル交換2回に1度

エアフィルター:20000kmもしくは2年 ※交換ではなく清掃でも可

ベルト:30000kmもしくは3年

ベルトテンショナー:70000kmもしくは7年

各種センサー:70000kmもしくは7年

水回り

ラジエーター:70000kmもしくは7年

クーラント:2年

エクスパンションタンク:70000kmもしくは7年

ウォーターホース:70000kmもしくは7年

ウォーターポンプ:70000kmもしくは7年

サーモスタット:70000kmもしくは7年

水量センサー:70000kmもしくは7年

水温センサー:70000kmもしくは7年

その他

バッテリー:5年

オルタネーター:7年

フューエルフィルター:100000kmもしくは10年

燃料ホースについてご指摘を頂きました。

私の過去の整備や維持の経験からすると、10年程度で異常がでているケースを見たことがなく、20年経過している車両であっても漏れや滲みもないことが大半です。

そのためあえてここには含めておりませんでした。

フューエルフィルターの交換時にあわせて周辺のホースを交換すると良いかもしれません。

交換時期について

以上の一覧を見て頂ければわかる通り 7年 がひとつの節目です。

消耗品を除けば、7年を越えると異常が見られ始めます。

もちろんこれよりずっと長持ちすることもありますが、7年を越えたら少し注意してあげると良いでしょう。

 

しかし、ここ10年ほどの最近の車は耐久性が向上しています。

何の異常もなく10年経過することも珍しくありません。

2000年台後半以降の車両(2005年~)に関しては、目安を7年でなく10年に置き換えて良いと考えています。

例えば2019年現在、10年前と言えば2009年です。

2009年の車両の多くは、今なお故障知らずで乗り続けることができます。

もちろんメンテナンスや乗り方によっては故障が目立ち始める車両もありますから、購入時には注意が必要です。

 

一方で、走行距離はあまり気にしなくて良いです。

目安として年数と併記していますが、部品の劣化と走行距離がきれいに相関することは少ないです。

異常が発見された時に交換すべき部品

次に、寿命の個体差が大きい部品を紹介します。

基本的に異常が発見され次第交換する部品とお考え下さい。

故障や異常が生じてすぐに車が動かなくなるような、影響の大きな部品は少ないです。しかし、確実に走行に影響を与える部品もありますので、注意が必要です。

エンジン周辺

イグニッションコイル:エンジン不調。診断機で診断可能。初期不良が多く、新車保証期間に交換されているケースも多い。

オイルレベルセンサー:オイルレベルが十分なのに警告灯が点灯。

O2センサー:エンジン不調。診断機で診断可能。

インテークホース:エンジン不調。場合によってエンジン停止や始動不良も。

エアフローセンサー:エンジン不調。場合によってエンジン停止や始動不良も。

カムシャフトポジションセンサー:エンジン不調。場合によってエンジン停止や始動不良も。

クランクシャフトポジションセンサー:エンジン不調。場合によってエンジン停止や始動不良も。

オイルセパレーター:エンジン不調。診断機では見つかりにくいことも。

ブローバイホース:エンジン不調。診断機では見つかりにくいことも。

水回り

ヒーターコア:ヒーター不調。

その他

フューエルポンプ:エンジン不調。場合によってエンジン停止や始動不良も。

パワーステアリングホース:よく漏れる。漏れが発見され次第交換もしくは増し締め。

ブレーキパッド:警告灯点灯時もしくはある程度減っていた場合。

ブレーキディスク:ブレーキパッド交換2回に1度が目安。ある程度減っていた場合。

サスペンションアームのブーツ:破れていると車検でNG。内部の損傷につながる場合もある。

Oリング、ガスケット関係

Oリングやガスケットはどこであろうと劣化し、最終的に漏れが発生します。

ここは国産車に比べて明らかに劣っている点です。

漏れを発見し次第、都度こつこつ交換していきましょう。

Oリングやガスケットが原因となる漏れであれば、99%酷い漏れがいきなり発生することはありません。

交換すると車が快調になる部品

エンジンオイル

定期交換部品にも書いたように、少し早めの交換が快調なエンジンを維持するコツです。

10,000kmごとの交換でも十分ですが、フィーリングを重視するのであれば5000kmもしくは間をとって7500km程度で交換すると良いでしょう。

化学合成油指定の車では、カストロールEDGEがおすすめです。

認証も取っている指定メーカーで、お値段もお手頃です。

プラグおよびイグニッションコイル

不調が出てからの交換でも良いのですが、7年70000kmを超えたあたりで交換すると、その差を確実に実感できると思います。

徐々に劣化し、気づかぬうちに車の調子は落ちて行っています。

故障まで粘っても良いのですが、エンジンフィーリングやパワーを重視する場合には早めの交換がおすすめです。

なお、故障と言ってもまずは微細な不調から症状が現れ、車が止まるほどの事態にはなりません。

イリジウムなどは特に選択する必要はなく、純正と同等の製品を選びましょう。

各種センサー

エアフローセンサー、O2センサー、カムシャフトポジションセンサーなど、エンジン制御に関わるセンサーは徐々に劣化していきます。

ほぼ機能しなくても走行にあまり支障がないセンサーもありますが、緻密なエンジン制御が困難になり、本来のエンジンの良さがなくなります。

故障が見つかってからの交換でも構いません。

リフレッシュの意味で余裕があるときに交換してもかまいません。

基本的に車が動かなくなるような事態にはならないのですが、エンジンの動作に直結しているカムシャフトポジションセンサーやクランクシャフトセンサーは不調になるとエンジンが停止やエンジンがかかりにくくなることもあります。

10年をひとつの目安として交換しても良いと思います。

ショックアブソーバー

定期交換部品にはあえてあげていませんが、本来であれば定期的に交換すべき部品です。

BMWの乗り味の重要なポイントのひとつです。

へたり切っていても意外といい走りをするのですが、折角のBMWですからここは抑えておきたいところです。

7年70,000kmを目安としていますが、もっと前からへたりは確実に出てきています。

サスペンションアーム、ブッシュ

ショックアブソーバー同様、BMWの乗り味の重要なポイントのひとつです。

正確にはアーム自体は消耗しないのですが、アームの連結部にあるゴムブッシュやボールジョイントが劣化します。

最近のモデルではブッシュ単体での交換が出来ず、アームごとの交換となり割高です。しかし、効果はショックアブソーバー同様明確に体感できます。

10年100,000kmを目安にすべて取り換えられると良いのですが、非常に高額になりますから、7年目くらいから意識しはじめ、何かの整備のついでに徐々に交換したり、お金を貯めて一気に交換すると素晴らしい走りがよみがえります。

タイヤ

タイヤの重要性は、車に興味がある人であればだれもがわかっているはずですが、一方でケチられやすい部品でもあります。

私は個人的にミシュラン・パイロットスポーツを長らく愛用しています。ネットで買えば、それほど高価ではありません。快適性よりのパイロットスポーツ3と、ややスポーティなパイロットスポーツ4があります。

スポーティタイヤと勘違いされがちですが、ミシュランの哲学にのっとって快適性も重視しています。

特にパイロットスポーツ3はコンフォートタイヤの系譜にありますので、しっかりとした走りをしますが快適性も決して犠牲にしません。

 

価格を優先する場合には、ピレリ・Cinturato P1がBMWオーナーの支持を受けています。

エンジンマウント・ミッションマウント

なかなか交換しない部品なのですが、10年10万kmも走るとかなり劣化しています。

アイドリング時に振動を感じる場合には、余裕があれば交換してみると良いでしょう。

劇的に変わるはずです。

まとめ

以上、少し長くなりましたが、これまでの経験から以下の3点に分けてメンテナンス項目をまとめました。

  • 定期的に交換すべき部品
  • 異常が発見された時に交換すべき部品
  • 交換すると車が快調になる部品

ご自身の車のメンテナンスの履歴を確認し、不要なメンテナンスを避けつつも、メンテナンスプランを考えてみてください。

車齢10年くらいになったら交換しておくと良いよリスト

  • イグニッションコイル
  • スパークプラグ
  • オルタネーター
  • カムシャフトセンサー
  • クランクシャフトセンサー
  • エアフローセンサー
  • O2センサー
  • ウォーターポンプ
  • サーモスタット
  • ウォーターホース
  • ラジエーター
  • エクスパンションタンク
  • インテークホース
  • アイドルコントロールバルブ
  • 燃料ポンプ&フィルター

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