中古BMWに乗ろう! - 中古BMWの車選びからメンテナンス、安く維持するコツなどをご紹介

BMWの中古車選びのポイントから維持のコツ、安く維持するコツ、メンテナンスまでノウハウをご紹介。

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【相談#2】7シリーズ(F01/F04)の購入後の維持費が不安です

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当ブログをご覧の方から質問をいただきましたので、内容を一部公開用に修正のうえ掲載します。

相談内容

2009年〜2015年式のF型7シリーズの購入を検討しています。

検討しているグレードは740i、750i、ActiveHybrid 7で、走行距離3万km以下の車両を検討しています。

車の使用状況としては、週末に乗る程度で走行距離は年間6000km程度です。購入して4年程乗ろうと考えています。

7シリーズなので、購入後の維持費に大変不安があります。

購入後4年間で、どんな箇所のメンテナンスが必要で、金額的にはどのくらい掛かりそうですか?

回答

当ブログでは、中古BMWは良い選択肢であることとあわせて、「良いことばかりではなく、壊れる可能性はもちろんあるよ」ということをよく知ってもらうために、故障について少し大袈裟に表現している部分がございます。

これは特に国産車に長らく乗られてきた方のためにそのような表現をしています。

時折言及している通り、2000年台後半を境に耐久性がグッと向上しており10年程度であれば特別故障が出ることもありません。そもそも2000年台後半からまだ10年しか経過しておりませんから、それ以上は未知の領域ですね。

しかし、2008年式(ちょうど10年前)の車両を見ていると、昔は10年経てば不安になりはじめたゴムや樹脂製部品がまだまだ劣化している様子もなく柔軟性を保っています。もちろん個体差や使い方による劣化、運不運もあるでしょうが、あと5年くらいは故障知らずで行けそうだというのが素直な感想です。

 

さて、こうした前提を基に回答したいと思います。

消耗品について

まず始めに、エンジンオイルや各種フィルターなどの消耗品は7シリーズだから特別高価と言うことはありません。他のモデルと同じです。もし長期間乗られるのであれば消耗品の交換頻度は高めが望ましいです。しかし、4年と決められているのであれば、あえて交換頻度を高める必要もありません。

例えばエンジンオイルはメーカーが指定する通りに交換することで、4年間で1~2度のエンジンオイル交換で済むはずです。

もしディーラーの消耗品交換費用が高いと感じるのであれば、こうした消耗品に関してはどんなお店でも対応してもらえます。「どんなお店でも」というのはディーラー以外のBMW専門店や町の小さな整備工場、オートバックスなどの量販店、DIYでも十分可能だという意味です。

消耗品以外の故障について

先述の通り、2010年~2015年の車両において特別故障が発生することはまだありません。もし故障するとすれば、それは悪い使われ方をされた場合や運悪く発生した故障と言えるでしょう。

7シリーズ(F型)について

740iに搭載されるエンジンはマイナーチェンジを挟んで型式が変わっているものの、3シリーズなどにも搭載される直列6気筒ターボエンジンです。多くの車種に展開されている信頼性の高いエンジンです。

一方で750iやActiveHybrid7に搭載されるV8エンジンは高価格な大型モデルに搭載される傾向があるモデルです。そのため、部品点数や作業性が悪く故障時の修理工賃が高く、部品代も高額になります。

維持費について

実はこういった質問は回答が非常に難しい所です。

なぜなら、お問い合わせの7シリーズを始めとしてごく最近のモデルはまだ壊れません。よほど酷い扱いをされた車や、よほど運が悪くない限りは購入4年で特別な故障が発生することはないでしょう。実際に2018年時点で10年落ちの車両を見ていても、特別な故障をしている車両と言うのは珍しいです。

もしかすると少量のオイル漏れや些細なトラブルを指摘され、修理の見積を提示されることもあるかもしれません。しかし、以下の記事で紹介したように、少々の故障は必ずしも修理する必要はないのです。特に4年程度と決められているのであれば、手放すまで放置と言う選択も大いにアリです。

オイルの漏れに関してはディーラーであれば修理をしなければ車検に通らないと言われるかもしれません。しかし、実際には滴るような漏れ(オイル漏れの中では激しい部類)でなければ車検は通りますから、そうした場合にはディーラー以外を頼るという選択肢もアリです。

車の選び方について

先ほど言及した「よほど酷い車」を引き当てないように、信頼できるお店やディーラーの認定車両を選ぶと良いと思います。

また、車選びに関してはあまり走行距離にとらわれ過ぎないことをおすすめします。例えば2012年式で走行3万kmとなると、年間5000km走行してきた計算になります。

車のうち特にエンジンはある程度コンスタントに動かし続けなくては不調になりトラブルを起こしやすい傾向にあります。特に近距離の利用がメインであるとそれが顕著です。

以下の記事を参考にしていただければ幸いです。

まとめ

  • ご希望のF型7シリーズであればまだまだ故障知らず
  • 購入から4年間で故障することは稀
  • 運悪く故障した時のことを考えれば費用はActiveHybrid7 > 750i >> 740iの順で安くなる
  • 4年と区切りを決めているのであれば多少のトラブルは無視してもOK
  • 定期的なメンテナンス費用は特別高くはならない

ポイントは以下の2点です。

  • 信頼できるお店で購入し、いわゆる「ハズレ」を引く確率を出来るだけ減らす
  • 4年間のうちで高額なメンテナンス費用を請求された場合には疑う

1点目は、新しいモデルなのでハズレは多くなく、気にするほどでもないでしょう。

また、少し趣旨とは外れますが、4年間(約24,000km)を出来るだけ維持費を抑えて乗るという点に焦点を当てると以下のポイントも重要かと思います。

① タイヤが新しいこと

中古車の場合、タイヤの新旧はあまり価格に反映されません。新しいタイヤが装着されている場合は4年間(約24,000km)でタイヤを交換する必要がなくなります。

② 車両購入時に気になる点の整備を依頼すること

もし購入時に気になるポイントや消耗品がある場合には、あわせて整備してもらうことをおすすめします。車両購入に整備費用をまとめることで値引きがなくとも工賃が安価になる場合があります。(金額次第で検討すると良いと思います)
特に、ワイパーゴムとエンジンオイルは交換をおすすめします。
近年は各種消耗品がロングライフ化するなか、ワイパーゴムだけは毎年の交換が推奨され、実際に1年程度で劣化してきます。車種によってはゴムだけの交換ができず、意外とワイパーゴムの交換費用が高くつくことがあります。
また、エンジンオイルはロングライフ化しており、購入時に交換すれば残りの4年間でエンジンオイル交換が必要になるのはせいぜい1度でしょう。
※ワイパーゴムやエンジンオイルは申し出ずともお店側がすすめてくるかもしれません。

 

より良いBMWライフの助けになれば幸いです。